長期投資の可能性|もっとも効率のよいお金の増やし方は?


こんにちは、ENKです。

私は一日で取引が完結するデイトレードやスキャルピングという時間軸で取引しています。

状況によっては2,3日保有してスイングトレードにもなりますが、基本的には時間軸が短めの短期トレーダーの部類です。

短期トレーダーあるあるではないですが、短期トレーダーはPCの前に張り付いていないとトレードできないっていう当たり前の条件があります。

出先とかでも一応できることはできるのですが、ツールやトレード環境が異なるとどうしても負けやすくなってしまいます。

実際旅行中に、空港のエスカレーターに乗っているときに携帯でトレードして負けたりしました。(なにしてんねん笑)

旅行でなくても他に何か仕事をしていれば当然張り付いていられなくなります。

そうなると短期売買から、買ったら放っておく長期スタイルを検討するのがよくあることかなと思います。

そこで今回は、長期投資の可能性について検証してみます。

長期投資の魅力

長期投資の魅力は何と言ってもやはり配当です。

何もしていなくても入ってくるキャッシュフローがあるのは最高です。

銀行預金の利率がほぼないと同じような現状において2%とかでも御の字ですし、高い銘柄では5%以上のもあります。

ただ、そんな上手い話なら誰もが預金を引き出して株を買いますが、下図のように日本銀行の調査によると日本人の株式投資をする割合は欧米諸国に比べ低くなっていて、多くの方が低い利率の銀行貯金を選んでいます。

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その理由としては、投資はギャンブル性が高く危険なものという認識が根強いというのが一般的によく言われます。

買って売った時に値段が下がって損している可能性があるのなら預金しておいて減らない方がいいと思うのは当然です。

ですが本当にそれはそのまま鵜呑みにしても良いのことなでしょうか?

1950年代前後に生まれた方が年齢的に一番多く貯金をしている層になっていますが、その年代層の預金しておけば間違いないという状態と、その頃とは金利から社会状況など大きく変化している今の現状とでは当然異なっています。

それでは、預金しておけば間違いないとする根拠になっているキャピタル価値の変動を踏まえて実際にどのくらい損するのか、または、得するのか検証していきたいと思います。

大型安定企業株・高配当株・無配当株の3つからの検証 

大型で安定企業であるトヨタ自動車の株価をみてみます。

トヨタ自動車

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トヨタの配当が現在大体3%くらいです。

5年前の2015年9月に7326円で買い、今年9月売ると7046円なので、280円減ります。

7326円の280円は3.8%くらいなので、キャピタル価値の損は-3.8%になります。

配当が1年に3%を2016年2017年2018年2019年2020年の5回受け取ることができて、3%×5=15%になり、5年持っていれば15%増えたということになります。(税金は考慮していません)

そこから損した分3.8%を引いて通算しますと、15%-3.8%=11.2%になりますので、これが買ってから5年でもらえた配当を含めた金額になります。

5年で11%なので、1年にすると、11%÷5(年)=2.2% 

1年につき2.2%がもらえることになります。

2.2%は銀行に預ける利息と比べればかなりいいですね。

これを踏まえて考えると、配当利回りが3%くらいあれば、売る時に値段が4%くらい下がってしまっていても、5年で資産を11%増やすことができるということがわかりました。

では次に高配当株の場合はどうでしょうか。

2914 JT

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高配当株を検索して上位に出てきた銘柄の中で取引売買代金が多いJTを選びました。

JTの配当は2020年9月初めの価格でだいたい7.8%ぐらいです。

これを先ほどのトヨタ株と同じように5年前に買っていたとして今年に売ると、キャピタル価値が4299円→2000円と46.5%下がります。(ちなみに日経平均はこの5年で23%上がっています)

5年前の利回りを仮に今と同じに設定して計算すると、7.8%×5(年)=39%

39%の配当利益から売却損の-46.5%を合わせると、39%-46.5%=-7.5%になります。

これも税金を考慮していないので大体ではありますが、簡単に言って5年間投資したら7.5%資産が減ってたということになります。

これだったら預金していた方がいいとする世間の意見に頷きたくなりますね。

でも、よくよく考えたら、46.5%も下がっているのに、実質7.5%しか減っていないっていうのはだいぶアドバンテージではないかと思えてきました。

さらにこれがいくら下がっても売らないと決めていたら、少し話しは変わってきます。

配当で増える割合が、5年で39%(これに税金が約20%かかります)、10年で78%、15年で117%になり、15年くらい持っていれば買った分の元は回収できます。

元が取れたなら15年後この株価がゼロになっても絶対に損にはなりません。

もし15年後にこの株価がゼロになったら、15年も時間があったのに1円も増えなかったという時間のロスはありますが、それは預金していた人と同じになるだけです、むしろ増える可能性が高いのはJT株に投資した方です。

元が取れる前に会社が倒産する確率の方が高いと考えられるのであれば預金していた方がいいですが、増えないと分かっていてあえて預金するならそこまで考えて預金した方がいいかもしれませんね。

元が取れた後、倒産もせず減配もない限り8%くらいの配当が毎年受け取れる。

そう考えると少しありなのかなと思います、JTがあと30年以上続く確信があるのであれば十分投資対象になるのではないでしょうか。

無配当株で値動きMAX銘柄の場合

次に利回りはゼロだけど値動きが半端ない銘柄を参考までにみてましょう。

下のチャートは弁護士ドットコムのチャートです。

配当はゼロなのでありません、ですが5年前に710円買ったとして今年9月に10880円で売ると、+1532%になります。

1532% ÷ 5(年)=306%

1年換算にすると、1年毎に306%増えたことになります。

この数字をみると毎年2%とか8%とかが霞んでみえますね。

配当はゼロですが、資産の増加率はずば抜けてます。

3つ合わせてグラフ 

3つの銘柄の5年のトータルリターンをグラフにしました。

なんだかもう-7%すら無いに等しいように感じます。

結論は・・・

分かりやすく考えるために税金を考慮していませんし、無配当株は大化けした株を選択しているので、あまりちゃんとした検証になっていないかもしれませんが、ひとまず次のように結論づけることができそうです。

  • ただ高配当を買えばそれで正解とすることはできない、一生売らないなどのプランが必要
  • 高配当ではないトヨタ自動車にしてもある程度の値下がりであれば、銀行預金しておくよりも資産は増加する
  • 大化け銘柄の可能性は異次元

素人トレーダーによる長期投資の可能性の検証でしたが、いかがだったでしょうか?

長期投資は頭から否定するのでなく、リスクを想定しつつ資産増加の可能性を探れば、十分役に立つものになると自分では感じました。

今回の検証をするためにいろいろな株価を調べましたが、5年で10倍以上になっている銘柄が結構あったことに気付きました。

次回記事にするとしたら、5年で10倍になるような株テンバーガー銘柄を探すことについての記事にしようと思います。

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